▶ Youtubeお絵かきライブ配信 アーカイブ公開中!

【お絵かきふり返り】がうるぐら

イラスト

よくtwitterなどで「#ワンドロ」というハッシュタグで出てくるイラストを投稿するためにワンドロに挑戦してみました。

ワンドロ=ワンアワー(1時間)ドローイング(描画)のとおりたった1時間でイラスト1枚を仕上げるというもの。

人によって完成度はまちまちですがほぼ完成したようなクオリティでしかも何日も続けている人もいて前々から興味がありました。

そもそも1時間で絵を描くのは可能なのか?
恐ろしく手を抜くか、もう脳に完成イメージがあってなんの迷いもなく描き出しているだけ(それでも早い)なのか?

下準備をしたり、ポーズもある程度考えてしまってから描いているのかとも思ったが、聞くところによるとお題が出されてそれを一斉にやる文化らしい。

ということは予想外のお題が出ることも有るわけで、単純に絵の製作作業時間だけに1時間まるまる使えるわけではなくお題を聞いてから、
キャラの特徴を調べて捉えて、
イメージを膨らませてイラストに起こす。
というイラストを描くまでに至る事前調査もこの1時間内で行うということ。

とりあえず1時間で一通りの完成として線画と着彩がしてあるものをイメージしてぶっつけ本番で1時間のタイマーをセットしてホロライブの「がうるぐら」ちゃんを描いてみました。

そしてできたのがこちらのイラスト。

ペン入れなのかこれ、着彩もベタだし影もブラシの跡が丸わかりで初めて挑戦したという言い訳と「#ワンドロ」のタグがなければ怒られていただろうクオリティの絵ができてしまった。

結果的にそれぞれの工程で掛かった時間は以下の通り。

・下調べで5分。
・案出しで5~10分。
(この時点で1/4使っちゃってる!)
・ラフ・下書きで10分。
もう30分弱は掛かっており残るペン入れと着色であと30分しか無い!

箇条書きもどきで工程を時間振りしてみたが恐ろしいペース。

顔だけドアップならまだなんとかなったかもしれないが、キャラクターの特徴を出そうとなるとポーズを付けたくなり「シャー」をさせて見たイラストになりますが完成度が…。

こうして初めての「#ワンドロ」は恐ろしい醜態を晒してフィニッシュです。

くやしい、でもこの決められた制限の中で下調べから着彩までを行うという縛りもなかなか楽しかったです。ゲーム感覚になりますが作業ムダやソフトの使いこなしで効率化をしてタイムロスを少なくするのは仕事にしていくことを想定するといい経験になると思いました。

でも流石にやっつけ仕事すぎるなあと、一旦は完成()した自分の作品を振り返ってもう一度リドローイングしました。
ある程度過去の自分の作品を添削をしながらも完成度を上げていきました。(流石に1時間では行いませんでした)

丁寧に描画するのはもちろん、参考キャラの特徴をじっくりみて目の描き方などを研究したし、
ワンドロで描いたときには背景や状況まで考えが至らず白背景だったのを海中イメージで泡なども追加。

1時間以上あれば色々と捉えられるし追加することもできるが制限は制限。

まだまだ画力もスピード(ツールの使いこなし)も足りないと感じると同時に、見落としたり抜けていることもたくさんある、
逆に完成度は上がったもののラフのときにはあった「勢い」もマイルドになっってしまったような未熟さも感じた挑戦でした。

1時間に求められる要素は作業スピードだけじゃなくて特徴を捉えることや発想の面も多く大変勉強になりました。

このあともReONはコンスタントにイラストを仕上げていくために試行錯誤していくのだった。

次回はtwitterの投稿順で「ミホノブルボン」の振り返りをしていきます。